LD、ADHD、高機能広汎性発達障害などの、発達障害児とその周囲の人々の支援団体

NPOばく

054-266-5616
受付時間:火~金曜15:00~19:30
トップ > 指導例

どんな子がばくに来ているの?

こんな子が学んでいます

NPOばくでは、入級時及び指導の経過の中で行うアセスメントに基づいて、 お子さんの特徴に合った指導を心掛けています。
お子さんの特徴や指導の例を紹介します。

落ち着いたり、集中して勉強するのがむずかしい子

        
        
落ち着いて人の話を最後まで聞くのがむずかしい
        
会話の途中で、すぐに話がそれたり、集中力が切れて外の事に意識が向いてしまったりしがち。
         
注意が途切れやすいお子さんは、じっと座って一つの事に集中するスタイルでは気が散ってしまいがちです。
ばくでは、1回の授業を短い時間に区切ったり、動きのある作業をはさんだりして、勉強に集中しやすい状況を作っています。
        

漢字や計算、話すことにつまづきがある子

漢字がなかなか覚えられず、習った漢字をすぐ忘れてしまう。
唱えることを中心にした覚え方(言語性の高い子) 

漢字の特徴と筆順を言語化し、唱えながら覚える
(写真の教材は「じゅもんでおぼえる漢字練習帳(Gakken)」より引用)

指導例1
  

形を中心にした覚え方(形を捉えるのが苦手な子)
  構成要素を色別に表し、部分を捉えやすくする。

指導例2   

意味を中心にした覚え方(形を覚えるのが得意な子)
  例文を読んだり書いたりすることで、漢字の使い方を学び、語彙を増やす。

指導例23

思春期編

わかっているけど、友だちの意見を受け入れられない
「自分の意見が正しい」と思うと違う意見を受け入れたくなくなる
みんなに一度にいろいろなことを言われると訳がわからなくなってイライラしてくる
“友だちにはやさしく”“協力しあって行動しよう”
そんなことはわかっているけれど・・・
頭では理解していても、具体的な場面に出くわしたり、いざ行動する場面となると、何をすればよいのかわからなくなり、パニック状態におちいったり、イライラしたまま行動してしまう子もいます。
先生に困ったことを相談しても、「それであなたはどうするの?」と言われてしまい・・・
提出日を過ぎてしまった課題を先生に渡そうと相談したら、「期日は過ぎましたよ。それであなたはどうするの?」と言われて、どうしたらよいかわからなくなってしまった中学生のB君。
それがわからないから聞いているのに、中学校では自分で対処することを求められがちです。
指導担当が本人と一緒に、どうやって言ったら先生に課題を受け取ってもらえるか考え、原稿を作って伝える準備をしました。
       

ばくのサポート

ページのトップへ戻る